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“虐待”とは何か、今一度確認して欲しい

千葉・袖ヶ浦の障害者支援施設で19歳の男性が死亡する事件が起きました。

http://mainichi.jp/select/news/20131216k0000m040009000c.html

同施設を運営する法人の理事長が12月13日に同法人HP上で、
虐待の事実を認めた「お詫び」の文章を掲載しています。
http://www1.ttcn.ne.jp/~fukushi.or.chiba/pdf/owabi.pdf

この事件で亡くなられた知的障がいのある19歳の男性。

どんなに怖かっただろうね。

どんなに苦しかっただろうね。

それを思うと、たとえ被害者が他人であっても、
悔しいし、悲しいし、もちろん怒りがこみ上げてきます。

被害者は、私の息子と同じ年齢。

息子も9ヶ月前まで入所施設でお世話になっていました。
もちろん、そこで虐待は無かったと信じています。

このような事件が起きると、本当に真面目に真心を込めて利用者への対応をされている大多数の職員までもが、疑われる事態が起きるのです。

今、手元に我が街川崎市の障害者虐待対応マニュアルがあります。
あらためて読み返してみました。

福祉に携わる方。
今一度、自分の街の障害者虐待対応マニュアル等を読み返してもらいたいです。

虐待がどういうことか。
はたして、今まで行ってきた行動の中に虐待はないのか。
周りで虐待は起きていないのか。
再確認をお願いしたいのです。

虐待をする人だけでなく、
見て見ぬふりをする人も、ある意味同罪。
今、身近で起こっていたら、勇気を持って、虐待をやめさせてください。
通報してください。


お願いします。


反面教師にしたい経験

先日、こんなニュースがTVで流れた。

求人票苦情 全国6600件余【7月31日:NHK NewsWebより引用抜粋】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130731/k10013418031000.html

ハローワークの求人票を巡って、記載された労働条件と実際の賃金が違うなどとして全国のハローワークに相次いで苦情が寄せられ、その件数は昨年度、少なくとも6600件余りに上っていることがNHKの取材で分かりました。
ハローワークの求人票は、会社が申請した賃金や休日などの労働条件を基に作られ、働く人は、この内容を頼りに就職活動をします。
NHKが、全国47の労働局に取材したところ、求人票の記載内容と実際の労働条件が違うなどとしてハローワークに寄せられた苦情の件数が、昨年度、全国で少なくとも6641件に上ることが分かりました。
苦情の内容は、賃金が求人票の記載内容より大きく下回っていたり、社会保険に加入できなかったりしたケースが目立つということです。
また、求人票では正社員として募集しながら、実際はアルバイト契約だったというケースもあったということです。
厚生労働省によりますと、背景には、人を集めるために求人票にうその内容を記載する会社があることや、雇用契約を結ぶ際、法律で義務づけられている労働条件の説明を怠る会社が多いことなどがあるということです。
日本労働弁護団の棗一郎弁護士は「国の機関であるハローワークの職業紹介制度の根幹を揺るがしかねない事態で、国は直ちに対策を取るべきだ」と話しています。


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このニュースを見て、私も思い当たるところがある。
実は、つい数カ月前に同じ経験をしたのだ。

介護の勉強を半年間した後、
4月からハローワークで紹介してもらい、横浜市内の介護タクシーの職に就いた。
家庭環境諸々あるので、1日4時間のみのパート職。
ハローワークでの労働条件は、週4日から6日。
しかし、この会社蓋を開けてみると、徐々に時間を減らす。
最後には、1日2時間、週4日はおろか10日に1日のペースとなったのだ。
また、新たに行なう訪問介護の申請のために、
半ば強引に「将来あなたのためになるから・・・」と、
行政へ私の資格で、サービス提供責任者としての登録をさせられた。
でも、一切その申請書類を見せてもらえない。
それが許可が通ったとたん、その経営者は、
「ご心配なく。サ責は友人に頼んだので、あなたの名前は外したから。」と言う始末。

さらに、私が驚愕したのは、先輩(といっても、自分より2ヶ月ほど早く入った男性)からのいじめ。
まさかこの歳になって、いじめに遭うとは思わなかった。(笑)

いじめはこんな感じ。

朝、その先輩と称される人物と会社の社長が事務所で立ち話をしていた。
その間、指示をされて、事務所の中の掃除を行う自分。
その後、その人物が、あることでこんなことを言う。
「さっき、そのこと社長と俺が話していたよね。聞いていなかったの!聞いてなきゃだめじゃないか!」

福祉の職場では、内部で結構陰湿ないじめがよくあることは、噂で聞いていた。
ばからしいことだ。
もちろん、言い返しましたよ。
「私はバーテンダーじゃないので、聞き耳を立ててませんでした。」と。

明確に指示すること、何のためにそのことをするのか、
私が工場長の時代に作業員に対し明確に説明することは、当たり前のことだった。
そうしなければ、人は付いてこないことをよく知っている。
なので、この先輩なる人物が言うことが如何にばかげているか、今までの社会人経験で分かっている。

また大先輩はこのようにも言った。
「車が汚い。しっかり車を拭いていない。もっと綺麗に掃除しなきゃ!」
この言葉は、週明けの月曜日に言われた言葉。
私は冷静に聞き返した。
「いつの何時頃チェックして、どこが汚かったのですか?」
「私が清掃を終えた直後なのですか?」
すると、その大先輩は明確な答えをしない。
週末の2日間。雨ざらしになった時点で汚いことを言うのであれば、そんな理不尽なことはない。
まして、もし私が工場長の時代にそんな理不尽なことを作業員に言ったら、
もう誰も付いてこなかったでしょうね。

最後に言い放った言葉。
「私と専務の言うことを、ちゃんと100%従ってくださいよ!」
これには、さすがに気の長~い自分も切れた。
「それは明確な指示があってこそできることじゃないですか?
今までのような、明確な指示をもらえずに、立ち話に聞き耳を立て聞けとか、
どこのどの時点でどれくらい汚いから、ここの部分をこうして欲しいという指示を頂けない中で、
どう従えばいいのですか!
大体、あなたは先輩面しているけれど、自分と2ヶ月しか違わないでしょ!
あなたが何で、経営者と同位置からで私に指示するのですか!
あなたのやっていることは“いじめ”だ!」

この業界で起こっている悪しき伝統が、やる気のある若手をつぶしてゆくことを想像でき、
さすがに黙っていられなかった。

この言葉を言ったら、その大先輩はシュンとなって、その後私と目も合わせなくなった。
今まで男の職場でさっぱりしていた私には、これも新しい経験。
こういう事がたとえあっても、翌日には後腐れもなくスカッとしていた。
でも、その雰囲気はその後には全く無し。
その後から、会社は私を、追い込むこと、追い込むこと・・・。

結果、2ヶ月後、会社のお望み通り、こちらから退職を申し出た。
というか、仕事が10日に1日のペースじゃ、いてもしょうがないですものね。

なんだか、福祉職の中で起きている、あまりにもばかげた世界。
いじめや労働環境の悪さなど、噂では耳に入ってくるが、これは氷山の一角だとは思う。
いい勉強になった。


それにしても、従業員に優しくない会社が、
どうやって高齢者や障がい者のご利用者様に最良なサービスができるのだろうか?


少なくとも、当法人では、それらの姿を“反面教師”にしたいと思うのである。

車椅子のトラブルのニュースに思う

この2つの車椅子に関するトラブル。
私は、どちらかが正しい、どちらかが間違っている、ということは言うことはできない。
人権に関わる問題でもある。
ひとこと言うのであれば、ちょっとした配慮があれば起きなかったトラブルであるような気がするのだ。
車椅子は利用される方にとっては、車椅子という“物”ではなく、“身体”そのものであること。
このことを真に理解していれば、対応は変わったのかもしれない。
みなさんはどう思われるのだろう?

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菓子博覧会・広島:電動車椅子を容認 入場制限に抗議受け
(毎日新聞 2013年04月26日 より引用抜粋)


 広島市で開催中の「第26回全国菓子大博覧会・広島」が電動車椅子の入場を制限していた問題で、菓子博実行委は26日、電動車椅子の入場を認めることにし、公式ホームページ(HP)に「障害者の方々への対応が不十分であり、ご迷惑おかけしたことをおわびします」とする文書を掲載した。

 実行委は障害者団体などの抗議を受け、当初の全面禁止から段階的に制限を撤回したが、最後まで「混雑時は(手動車椅子に)乗り換えていただく場合がある」などと一部条件を残し、HPにも記載していた。障害者団体は「HPのただし書きは電動車椅子だけが危険という誤った認識を与え差別的だ」などと抗議。実行委はおわびを掲載して削除した。

 ただ、「すべての来場者の安全に配慮する必要がある」として電動車椅子利用者には本人の意向に配慮した上で見守りスタッフを最低1人付き添わせるとした。


車椅子を理由に入店拒否……乙武さん、人気レストランでの「屈辱」を告白し物議
(RBB TODAY 5月20日(月)より引用抜粋)



車椅子を理由に入店拒否されたとして憤慨するツイートを発した乙武洋匡さん
 作家の乙武洋匡さんが、予約して訪れたレストランで車椅子のために入店拒否されたとして、自身のTwitterで「人としての尊厳を傷つけられるような思い」と心境を吐露し、ネット上で物議をかもしている。

乙武さんの一連のツイート

 18日、乙武さんは銀座にある人気イタリアンレストランでディナーを楽しむために予約した同店を訪れたが、その際に、車椅子であることを理由に入店拒否されたことをTwitterで明かした。同店はビルの2階にあり、エレベーターはあるものの、その階には止まらない仕組みだったようで、店側からは「車いすなら、事前に言っておくのが常識だ」「ほかのお客様の迷惑になる」などと告げられたという。乙武さんは店主に「ちょっと下まで降りてきて、抱えていただくことは…」と申し出たそうだが、「忙しいから無理」「これがうちのスタイルなんでね」と、にべもなく断られ、同日にTwitterで「こんな経験は初めてだ」「銀座での屈辱」と、憤慨する胸中を吐露。「ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられるような思いをする車いすユーザーがひとりでも減るように」と、Twitterで訴えた。

 この1件は大きな反響を呼び、店側の対応を非難する声が相次いだ。しかしその一方、同店が店主と店員1名の2名で営業しているという事情から乙武さんの要求に対応できなかったことを擁護する声や、抱えて2階へ運んで欲しいと要求する乙武さんを、何様だ、などと批判する声もあり、賛否両論が巻き起こった。ただ、乙武さんは、「『忙しいから対応は無理』なはずなのに、店主みずから階下まで降りてきて、こちらの非をなじられたことにも驚きました。『その余裕があるなら、ご対応くださっても…』というのが正直な思いでした」と、説明しており、「『手伝ってもらって当たり前』なんて思っていません。厚意に感謝もしています。でも、お店のスタッフやほかのお客様など『他者の善意や手助け』なしに車いすユーザーが外食できるお店が日本にどれだけあるか、少しでも気に留めていただけたら幸いです」としている。

 その後、同店の店主は乙武さんに「私のスキルがなかったばっかりに本日は御無礼申しわけありませんでした」と謝罪。また、同店の公式サイト上でも、今回の1件について事情を説明するとともに、「決して車椅子の方をお断りするつもりはありませんし差別もしておりません」「ご迷惑おかけしまして申し訳ありませんでした」と再度謝罪した。

 店側の謝罪に対し、乙武さんも「本日は結果的に予約に穴を開けてしまい、申し訳ありません。こちらが事前連絡を怠ったことで、お店に不測の事態を生んでしまったことにも、お詫び申し上げます」「ぜひ、次回は事前に車いすである旨をご連絡してからお伺いしますね!」と返信し、和解している。


横浜カラスの事件に潜む怖さ

最近の報道で、横浜で20羽以上のカラスの死骸が見つかったニュースを見て、背筋が寒くなる思いがした。

もしかしたら、カラスに普段から悩まされている方が、薬物をゴミ置き場近くに食品に混ぜておき、
それを食べたカラスが死んだのかもしれない。
真相は分からないが、普通に考えれば、このようなことではないかと察しがつく。
鳥インフルエンザでなくてよかった・・・とか、カラスは迷惑だから仕方ないよね・・・とか、
こんな意見もあるだろう。

でも、息子に知的障がいがある父親である私は、この事件はそんなものでは片付けられないと感じるのだ。
自閉症と知的障がいのある息子は、小さい時からなんでも口に入れてしまう時期があった。
たとえそれが、道端に落ちているものでも、食べ物であれば口に入れる可能性があった。
親である私がそばにいるときは、常時注意をして、未然に防いだこともある。
その時期に思ったのが、もし私が目を離した瞬間に、口に入れたものが命に関わるものであったら・・・、というものだったことを思い出す。
このような事件は、度々起こる。
散歩中の犬が道端に置いてあったソーセージを食べて、死んだ事件もあった。
この時も確か、農薬のようなものが混入されていたと思う。

今回、カラスをターゲットにしていたものを、もし人が食べてしまったら。
息子の小さい時のような障がいのある人や小さい子ども、はたまたホームレスの人が誤って食べたり、という可能性だってあるのだ。

その時、カラスの事件では済まなくなる。
そんなつもりではなかった・・・では済まされない。
これが、だれかの意図的なものであるならば、絶対にやめるべきだ。
悲しい事件にならないうちに、想像力を働かせてもらいたいと感じるのだ。

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カラス死骸から農薬を検出 横浜、2月にも被害 【日経新聞web記事2013/5/2 23:28より引用抜粋】
 
横浜市中区の繁華街で相次いで死んでいるのが見つかったカラスのうち2羽から、有機リン系農薬の成分が検出されたことが2日、分かった。神奈川県警加賀町署の依頼を受けた市の検査で判明した。

 同署はカラスがあさったごみの中に農薬が含まれていたか、何者かが故意に食べさせた可能性があるとみて調べている。

 同署によると、農薬は畑や果樹園で殺虫剤として使われている「シアノホス」。横浜市では2月8日にも泉区の公園や住宅街の路上でカラスやハクセキレイ計9羽が死んでいるのが明らかになり、同じくシアノホスが検出された。

 カラスの死骸は4月30日、飲食店やオフィスが集まる半径約300メートルの範囲で見つかり、2日までに計23羽に上った。




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