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反面教師にしたい経験

先日、こんなニュースがTVで流れた。

求人票苦情 全国6600件余【7月31日:NHK NewsWebより引用抜粋】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130731/k10013418031000.html

ハローワークの求人票を巡って、記載された労働条件と実際の賃金が違うなどとして全国のハローワークに相次いで苦情が寄せられ、その件数は昨年度、少なくとも6600件余りに上っていることがNHKの取材で分かりました。
ハローワークの求人票は、会社が申請した賃金や休日などの労働条件を基に作られ、働く人は、この内容を頼りに就職活動をします。
NHKが、全国47の労働局に取材したところ、求人票の記載内容と実際の労働条件が違うなどとしてハローワークに寄せられた苦情の件数が、昨年度、全国で少なくとも6641件に上ることが分かりました。
苦情の内容は、賃金が求人票の記載内容より大きく下回っていたり、社会保険に加入できなかったりしたケースが目立つということです。
また、求人票では正社員として募集しながら、実際はアルバイト契約だったというケースもあったということです。
厚生労働省によりますと、背景には、人を集めるために求人票にうその内容を記載する会社があることや、雇用契約を結ぶ際、法律で義務づけられている労働条件の説明を怠る会社が多いことなどがあるということです。
日本労働弁護団の棗一郎弁護士は「国の機関であるハローワークの職業紹介制度の根幹を揺るがしかねない事態で、国は直ちに対策を取るべきだ」と話しています。


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このニュースを見て、私も思い当たるところがある。
実は、つい数カ月前に同じ経験をしたのだ。

介護の勉強を半年間した後、
4月からハローワークで紹介してもらい、横浜市内の介護タクシーの職に就いた。
家庭環境諸々あるので、1日4時間のみのパート職。
ハローワークでの労働条件は、週4日から6日。
しかし、この会社蓋を開けてみると、徐々に時間を減らす。
最後には、1日2時間、週4日はおろか10日に1日のペースとなったのだ。
また、新たに行なう訪問介護の申請のために、
半ば強引に「将来あなたのためになるから・・・」と、
行政へ私の資格で、サービス提供責任者としての登録をさせられた。
でも、一切その申請書類を見せてもらえない。
それが許可が通ったとたん、その経営者は、
「ご心配なく。サ責は友人に頼んだので、あなたの名前は外したから。」と言う始末。

さらに、私が驚愕したのは、先輩(といっても、自分より2ヶ月ほど早く入った男性)からのいじめ。
まさかこの歳になって、いじめに遭うとは思わなかった。(笑)

いじめはこんな感じ。

朝、その先輩と称される人物と会社の社長が事務所で立ち話をしていた。
その間、指示をされて、事務所の中の掃除を行う自分。
その後、その人物が、あることでこんなことを言う。
「さっき、そのこと社長と俺が話していたよね。聞いていなかったの!聞いてなきゃだめじゃないか!」

福祉の職場では、内部で結構陰湿ないじめがよくあることは、噂で聞いていた。
ばからしいことだ。
もちろん、言い返しましたよ。
「私はバーテンダーじゃないので、聞き耳を立ててませんでした。」と。

明確に指示すること、何のためにそのことをするのか、
私が工場長の時代に作業員に対し明確に説明することは、当たり前のことだった。
そうしなければ、人は付いてこないことをよく知っている。
なので、この先輩なる人物が言うことが如何にばかげているか、今までの社会人経験で分かっている。

また大先輩はこのようにも言った。
「車が汚い。しっかり車を拭いていない。もっと綺麗に掃除しなきゃ!」
この言葉は、週明けの月曜日に言われた言葉。
私は冷静に聞き返した。
「いつの何時頃チェックして、どこが汚かったのですか?」
「私が清掃を終えた直後なのですか?」
すると、その大先輩は明確な答えをしない。
週末の2日間。雨ざらしになった時点で汚いことを言うのであれば、そんな理不尽なことはない。
まして、もし私が工場長の時代にそんな理不尽なことを作業員に言ったら、
もう誰も付いてこなかったでしょうね。

最後に言い放った言葉。
「私と専務の言うことを、ちゃんと100%従ってくださいよ!」
これには、さすがに気の長~い自分も切れた。
「それは明確な指示があってこそできることじゃないですか?
今までのような、明確な指示をもらえずに、立ち話に聞き耳を立て聞けとか、
どこのどの時点でどれくらい汚いから、ここの部分をこうして欲しいという指示を頂けない中で、
どう従えばいいのですか!
大体、あなたは先輩面しているけれど、自分と2ヶ月しか違わないでしょ!
あなたが何で、経営者と同位置からで私に指示するのですか!
あなたのやっていることは“いじめ”だ!」

この業界で起こっている悪しき伝統が、やる気のある若手をつぶしてゆくことを想像でき、
さすがに黙っていられなかった。

この言葉を言ったら、その大先輩はシュンとなって、その後私と目も合わせなくなった。
今まで男の職場でさっぱりしていた私には、これも新しい経験。
こういう事がたとえあっても、翌日には後腐れもなくスカッとしていた。
でも、その雰囲気はその後には全く無し。
その後から、会社は私を、追い込むこと、追い込むこと・・・。

結果、2ヶ月後、会社のお望み通り、こちらから退職を申し出た。
というか、仕事が10日に1日のペースじゃ、いてもしょうがないですものね。

なんだか、福祉職の中で起きている、あまりにもばかげた世界。
いじめや労働環境の悪さなど、噂では耳に入ってくるが、これは氷山の一角だとは思う。
いい勉強になった。


それにしても、従業員に優しくない会社が、
どうやって高齢者や障がい者のご利用者様に最良なサービスができるのだろうか?


少なくとも、当法人では、それらの姿を“反面教師”にしたいと思うのである。

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