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20歳になった息子へ

りょうまへ


20歳の誕生日おめでとう。

誕生日は毎年来るけれど、今日はいつもとはちょっと違う誕生日です。

君と一緒に歩いてきた20年の道のりは

決して、まっすぐではなかったね。

曲がりくねっていたり、行き止まりで引き返したり、

時として、何度も同じ道を歩いてきたのかもしれない。


でもね、りょうま。

父親の僕にとって、君と歩んできた道は、かけがえのない気付きの道だったんだ。

寄り道した分、たくさんの真実を見ることができた。

ゆっくりと歩いた分、多くの大切な人たちとも巡りあうことができた。

じっくりと立ち止まった分、君が息子であること誇りに思えた。

あらためて、僕の子どもとして生まれてきてくれてありがとう。

そして、君を生んでくれたお母さんにありがとう。


君にとっての20年はどんな季節だったのかな。

さみしい思いや、かなしい思いもたくさんあったことだろう。

でも、楽しいことや嬉しいことも、きっとあったはず。

父親である僕は、この20年間で君に対して何ができたのだろう。

そして、君の心にはどう映っていたのだろう。

君が話してくれるなら、ぼくは素直な心で、その気持ちを聞いてみたい。


君が20歳を迎えたこの日、

父親として、ようやく僕も20歳になりました。

そう、父親としては君と同じ年です。

まだまだ未熟な父親かもしれませんね。


気がつけば、君と一緒にいることのできるこの時間にも、

いつか終りが来ることを、

現実として、受け止めなければならない時期になってきました。


こんどは20年後君が地域で生きて行けるように、

僕がいなくなったあとでも、

自然に、あたりまえに、

君が地域の中で生きて行けるように、

君から学んだ20年という、長そうで短い季節を、

今度はかたちにしてゆく番です。

見つけ出して行く番です。


20年。

不思議と過去の日々を思い出せないのです。

がむしゃらに、猪突猛進に、生きてきた証拠かもね。





僕らの先には、まだまだ未来への道が続いています。

今まではそれが途方もなく遠く、霧にかかって何も見えなかったけれど、

今は霧が薄くなり、未来へ続く長い1本道がうっすらと見えているような気がします。


りょうま、

僕は君のその道を、途中まで一緒に歩いてゆきます。

その先、僕がいなくなっても進むことができる道を、

一緒に見つけだして行きましょうね。


りょうま、20歳の誕生日おめでとう。

そして、

僕の息子でいてくれてありがとう。


2014年7月31日

君の父親より




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